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「……!」
目を覚ました私。
?「大丈夫…?」
私の耳に入ってきたのは女性の声…。
「だ、大丈夫です…」
そう言いながら私は声の主の方へ振り向いた。
?「……」
目に入り込んできたのは長い茶髪の女性だった。
服は私の学校の制服ではない。
なによりも頭の耳…が可愛い。
…………
「ぎゃーーー!その耳!!」
私は叫ぶと彼女の耳をわしづかみして思い切り引っ張った。
?「痛い!痛いー!やめて!!」
「本物だ…」
私は耳を離すと唖然とした。
?「本物だから!」
「え…これは夢よ…そうよ!」
そして戸惑いを隠せない様子で私は自分の頬っぺたを抓った。
「ゆ、夢じゃねぇぇ!!!」
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