†第一章†始まりは突然

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?「あ、あの…」   彼女は絶望する私に申し訳なさそうな表情で呼び掛けた。     「なによ…?」     ?「あなたは一体…制服も違うし…」     私はその質問に怒りながら答えた。   「こっちが聞きたいわよ!!!この狐女!……狐?」     思い当たる節がある…         狐…         私は彼女に向かい叫んだ。     「てめえ!!さっきの狐だなーーー!!」 そして私は彼女の胸倉を掴み持ち上げた。     ?「あ、あうぅ!な、何のこと!?私は知らないよ!」     「嘘つくな!おまえどうみても狐じゃねえか!」     ?「だから違うよ!!」     「口言ってもわかんないようねえ!!」     そう言うと我慢できなくなった私は手を振り上げた。     ?「あ、あう!やばい!!」
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