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?「ひゃああぁ!!起きた!」
「あ!あんた!!…っつ」
殴りかかろとうとした私だが腰に激痛が走った
しかたなくおとなしくすることにした私は冷静に辺りを見回した
この独特の匂いは保健室だ…
そして目の前にはさっきの狐女…にその後ろには二、三人の人間
そんでもって…私は生きている…
てかこれは新手のドッキリではないのか…
いや、それにしては出来過ぎている
?「あの…」
恐い顔をして考えている私に狐女は申し訳なさそうに問い掛ける
「ん?」
?「先程はごめんなさい…あの…お名前は?」
見つめて問い掛けてくる狐女から目をそらしつつ私は渋々答えた
「神田百合亜よ」
?「百合亜さんですね。私は高等部一年A組の狐美神楽です」
狐女こと狐美神楽は憎たらしいほどの笑みで私を見つめて言った
憎らしい
ああ憎らしい…
そんな私は怒りを堪えながら冷静に疑問を問う
「一年A組?私も一年A組だけどあなたみたいな人は見てないわ」
神楽「え?私も…皆わかる?」
と神楽は後ろの友達に問い掛ける
すると後ろの友達の一人でピンクのロン毛が特徴の女性が口を開いた
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