†第一章†始まりは突然

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こうして最初の授業は全て終了。     歳をとるにつれて時間を早く感じるのは本当だったんだなとしみじみと感じつつ帰りのHomeRoomが終わると帰る友達がいない私はすぐに一人で教室を出た。         教室に中学生の友達がいなかったのはかなり痛いが想定内である。   何故ならここはかなり入学が困難な高校。   私の中学から入れた生徒は私だけだ。   嫌でも私が孤立してしまう。       それ以外の文句も頭の中で並べながら私は朝、大苦戦していた坂道を楽々と下りていった。         そして私は坂を下り終わったあたりであることに気付く。     あれ…?             携帯忘れてきた…。
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