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そして次の日。
今日から授業だ。
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「あ━ぁ。休みあけたと思ったらすぐ授業かよ。」と弘。
「仕方ないだろ。でもまぁ1番前になんかなんなくて済んだんだから。」
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1時間目━
ここってみんな見渡せるからなんかおもしろいな。
そんなこと考えているとふと彼女 瀬見 結花が視界に入った。
開け放たれた窓から入ってくる風に髪を遊ばせている。
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そして昼休み、彼女のまわりに人がたかる。
転校生だからいろいろ聞かれているのだろう。
それに対して彼女は笑顔で答えていた。
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別に気になってるわけじゃないのにいつも彼女が僕の視界にいる‥
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ボーッとしていると彼女がこっちにむかってくるのがみえた。
僕はとっさに気付かないふりをした。
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