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「ねぇ‥‥あの、仲多君と、田中くん‥だよね?」
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弘も僕と同様にボーッとしていたようだ。
急にビクッとして振り向いた。
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「どうしたんだ?」
弘がきいた。
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「あたし‥まだ2人とは話してないから。なんて呼んだらいいかなって‥あ、あたしはゆうか結花でいいよ★」
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弘は僕の女子恐怖症をしっているから僕を庇って一人で瀬見と話してくれた。
瀬見は最初不思議そうな顔をしていたが2人で話しだし、すっかり打ち解けたようだった。
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僕はなんだか居心地悪かったから屋上に行ったんだ。
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