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屋上は弘と僕の2人だけの場所みたいなもんだ。
立ち入り禁止になっているけど弘が鍵を壊したから休憩時間はたいていここで2人でゆっくりする。
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もちろん僕達以外は鍵が壊されたなんて思ってないだろう。笑
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弘が屋上にきた。
瀬見はつれていないようだ。
「あれ?さっき話してたんじゃないの?かなり盛り上がってなかった?」
あまりにも僕がきてからすぐにきたからビックリした。
「全然。つか、アイツ拓と話したがってたぞ?」
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え‥‥‥?
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僕は耳をうたがった。
こんなさけられてまで話してくる女子は今までいなかったから。
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でも、この時僕はあんまり考えたりしなかった。
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