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「どうしたの?」
僕の行動がおかしかったのだろう、結花が心配そうな顔をこっちに向ける。
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「いや‥あの‥」
「ほんとに大丈夫?かなり顔色悪いよ?救急車呼ぼうか?」
といいながら、ケータイをとりだす結花。
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さすがに電話かけられたらまずいし、ゆってしまった方が楽になる気がして、ゆった。
「‥‥‥‥好き」
「えっ!!!?」
「だから結花が‥」
恥ずかしくて目を逸らした。
この時の僕はどんな顔をしていたんだろう‥。
人生初めての告白‥
顔をあげると彼女は意外にも泣いていた。
「ごめん‥なんか」
「そぉじゃなくて、ありがとう。すごいうれしいよ。」
「うん」
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こうして僕らは堂々と付き合うことになった。
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彼女はこんな僕にしたらきれいすぎて人気もあった‥
だから不安だったけど受け入れてくれてとてもうれしかったんだ。
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でも‥‥‥‥‥‥
‥悲劇がまってるだなんて僕はおもってもいなかった‥‥
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