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病室へ入ると結花はベッドにすわってまっていた。
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「拓ちゃんありがと★でも寒かったでしょ?大丈夫なの!?」
「この通りばっちしさ」
僕は両手を広げてみせた。
「ならよかった。あのね‥あたしからもあるんだ!ケーキはお母さんが買ってきてくれたの。拓ちゃん目つむって。」
「なんで!?つむらない」
「じゃあプレゼントあげない。」
と彼女は怒るので仕方なくつむった。
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‥‥‥指に何かがはまるのと口に何かがふれる感覚‥‥━
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えっ!?
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驚いて目をあけると結花が真っ赤になって俯いてた。
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━━━‥それが僕らのファースト・キスだった━━━
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