卒業

4/24

371人が本棚に入れています
本棚に追加
/183ページ
「ねぇ-あそこに拓ちゃんと明後日から二人暮らしでしょ?なんかすっごいリッチな感じだ♪ あ!拓ちゃんお母さんにお礼ゆってましたってゆっといてね-。」 「はいはい。わかったって。今日は病院まで一緒に行くよ。」 「ありがと。」 いろんなこと話してるうちにあっという間に病院に着いた。 「え-もぅ着いたの!?まぁ、また明日会おうね拓ちゃん★じゃ。」 そう言って彼女は病院の中に消えていった。 その姿を見送ってから僕も帰ることにした。 明日のことを考えているといつのまにか家に着いていた。 家について僕の部屋に入るとさみしい位何もない。 もうダンボールを全部送ったからだ。
/183ページ

最初のコメントを投稿しよう!

371人が本棚に入れています
本棚に追加