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するとそこに、なんとも趣味の悪いネクタイをした新しい担任が入ってきた。
年は30才後半にみえる‥.
「おいッ!みんな聞けよ。今日から俺がここのクラスの担任の尾山だ。みんなよろしく。」
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それだけ言うとすぐもどってくるとか言い尾山は出て行った。
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そして5分後位に尾山は戻ってきて傍らに見たことない一人のきれいな女子生徒がついている。
「今日から新しくこの学校に入ってきた、おまえらの新しい仲間さ!瀬見 結花さんだ!」
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え‥?転校生?
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「みなさん。初めまして。瀬見 結花です。仲良くしてください。」
「みんな聞け!瀬見さん 大阪のトップの学校で成績トップでうちの学校が引き抜いてきてもらったんやぞ。」
クラス中が一気にざわついた。
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瀬見 結花はすらっとして背が高く顔立ちはきれいで モテる感じだった。
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ふと、僕の彼女の視線が合わさった。
慌てて僕は目を逸らした。
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そしてその後尾山が決めたオリジナルの座席に座ることになり、僕は廊下側の1番後ろ、弘は僕の前、そして彼女は運動場側の窓際の前から2番目の席になった。
その日は席替えしてすぐに弘と家に帰った。
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