─序章─

3/7
35人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
昔々、遠い昔、早苗お婆さんと岳足お爺さんが居りました。 昔から子供に恵まれず、とうとう、80を越えてしまったのです。 子供を授かる事の出来ないそンな悲しさの中、二人ゎいつもの様に仕事へ出向きました。 早「お爺さん、あたしゃ洗濯に行って来るで、お爺さんも仕事に行ってくだせぇな。」 岳「解って居るよ、婆さんや。石炭掘りも楽じゃあありゃせんなぁ…はぁ、よっこらしょっとぉ…」 岳足お爺さんの重い腰を上げれば二人仲良く別々の仕事場へと向かいました。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!