Memory2

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「!!?」 (一体何が…!?) 「大変だルビー!!この建物が崩壊し始めみたいなんだ!今すぐ外に出よう!」直ぐさまレノが部屋に戻って来てそぅ大声で叫んだ。「ぇえ!そんな突然!?」「ここの建物はいつ崩壊するかわからないんだ!」 レノは私の手を引き建物の外へと飛び出した。 雨が降っているはずなのに全然冷たくない…。今の私は魂だから感覚がない…。だから冷たくないんだ…。「ここの建物は人の希望や夢や、勇気で出来ていてその人の夢などが崩れた時建物も崩壊するんだ…これは元々崩れかけてたから…」レノは淋しそうに崩れていく建物を見上げている。 「とにかく外は危険だ…なんとか朝のうちに新しい陣地を作らないとまずい…夜になったら帰還者の動きが活発になるし雨の日は更に活発で昼間でも出るから」「そぅね…困ったわ…」 「とにかく城下街へ行こう!飽いてる所があるかもしれなぃっ!急ごう!」 レノは私の手を引き雨の中を走りだす。 そのまま路地裏の曲がり角を曲がったその時 「ゥウウウ…ァアアア」 「!!」 後ろの方から数体のうめき声が聞こえる。 (嫌ぁああああつ!!) 今にも悲鳴を上げようとしたその時…
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