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Memory1
私はぼんやりとした意識の中、ただ白い天井を見上げていた。
(ここは…どこだろう…)私は体を起こす。
どぅやら私はベットに寝ていたらしい。
なんだか頭がズキズキしている。
痛みで段々意識がはっきりしてくきた。
どうやらここはどこかの廃ビルらしかった。
何故私はこんな所に…。
「∑っ!?」
動こうとした瞬間に腹に鋭い痛みを覚えた。
私は腹の辺りを見た。
「!!」
来ている黄色いワンピースが赤く血で染まっている。段々呼吸が荒くなる。どうやら私は刺されていたらしぃ…。しかし私には何故刺されたのかわからない。
(このまま死ぬのは嫌!)私はなんとか立ち上がろうと試みたが立てない。
代わりにただ痛みが増しただけだった。
既に結構流血している。
このままだと大量出血であの世行きだ…。
(誰…か…)
私は暗闇の中手を伸ばす。すると誰かの手が私の手を取った。
「まだ動いてはダメ。傷が完全に塞がってない」
どこかから声がする。
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