朱雀島

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「シンの奴もしっかり調べとるようじゃの。」 いつの間にか後ろからライオが携帯を覗いている。 「まぁ数百年ぶりじゃからのぉ。 ゾデイアックも本気で動き始めたようじゃし……。 だが不安もある…。」 「不安?七星を持ってるのが僕と言うことですか?」 シオンは伏し目がちにライオを見た。 「それはそんなに問題では無いぞ。 封印がシオンと関係してる以上お主が持つ事に異論は無いわい。 成長する素質も充分ある。 問題なのは今誰が天墜魔王剣を持っているかじゃ。 我々の目を欺き続けながらな。」
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