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「ゲートに行くにはもう一度林を通らないと行けないね。」
シンの言葉にシオンは思わず辺りを見回した。
どうやら狼から逃れる為に林を戻って来たらしい。
「林はまだ危険かもしれないから送っていこう。」
シンの提案に二人は素直に応じることにした。
「何処に行くつもりなんだい?」
シンは歩きながら聞いてきた。
「とりあえず世界図書館に。」
シオンが答えるとシンは少し驚いた顔で意味深な表情を浮かべた。
少し話しながら歩くと林の出口に差し掛かった。
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