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「私ではおかしいですか?」
落ち着いた口調でシンは話す。
確かに昨日の連続無詠唱魔法を見れば、
シンは世界図書館の館長をしていてもおかしくはない。
昨日の母親からの報告も納得がいく。
だがあまりにも若く、そのうえ不健康そうな見た目に二人は少し混乱していた。
その雰囲気を察してかシンは言葉を漏らす。
「これでも貴方達のご両親よりも大分年上なんですが…。」
シルファは固まった。
「ちなみにこれでも黄道十二魔導士の一人です。」
シオンも固まった。
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