火竜の喉

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中は思ったより広く真っ直ぐに奥へと続いてる。 全体的に赤く帯びた光が浮かび上がり暗い感じは無い。 二人はゆっくりと奥に進んでいく。 「やっぱり一番奥に有るのかなぁ?」 歩きながらシルファは呟く。 「んー。じゃなきゃ課題にはしないだろうからなぁ。」 シオンは周りに警戒しながら答えた。 「それに魔獣も沢山居るらしいから注意しろよ?」 「うん、わかってるよ。」 二人は奥に進んでいくと目の前の二手に別れた道が現れた。
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