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ジリリリリリ、ジリリリリリ
「…ふぁー、はいはい…」
カチッ
太陽が陽を射しだした朝は、毎日目覚し時計との戦いだ。眠っていた身体を強引にも起こさなければならない。
今現在、季節は初冬だが、朝は随分寒くなった…
「………Zzz…」
寒くなったから余計に布団が恋しくなり、布団から出られずに再び眠りに落ちてしまいそうになる。
だが、このままでは学校に遅刻するのは間違いないだろう…そろそろやばいと思い身体を起こすが…
「うぅ…寒い…」
暖かかった布団の中とは一転した、冷えた室内に否応なくもそう言いたくなる。
じっとしていても寒いだけなので急いで準備を始めた。
「…あれは、夢だったのか…」
不思議な夢だった…あれは、一体…などと考えつつ、朝飯を食べようとリビングに降りた。
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