あの町へ

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「まぁまぁ、いいじゃね~かよ💧隊長のおかげで服が届いたんだしさ❗」 和也は必死に隊長を庇う 「そこまで言うなら許すわよ…」 「隊長危なかったな💦」 「私…疲れたから寝るわ❗」 「わかった❗ベッドは左側の部屋だよ」 和也はドアを指差す 「……………」 神楽は立ち止まっている 「ん?どうした神楽💧」 「か、和也は来ないの…〓」 和也に背中を向けながら聞く (あ、隊長が言ってた、一人じゃ怖いんだな🎵でも、神楽は俺の事ちょくちょくバカにするからな💧ちょっと、意地悪してみるか) 「俺は、まだ眠くないし、しかも俺と神楽が同じベッドで寝るわけにはいかないから、俺はこの部屋のソファーで寝るよ❗」 「わ、私は和也と同じベッドでも、大丈夫だから💦」 「わかったよ💧じゃあ、先に行っててくれよ、後から行くから」 和也はソファーに座る 「やだ、先に行くと、和也絶対に来なさそうだから…」 (本当に寝れないんだな💧神楽…) 「しょうがないな💦俺も行くよ」 和也は立ち上がって、ベッドのある部屋に歩いて行った 「明日は、頑張らないとね」 神楽がベッドに寝っ転がる 「そうだな、明日からは命がけだな💧」 和也はベッドに座っている 「神楽…怖いか?」 和也が優しく聞く 「それはもちろん、怖い…スッゴク怖い…でも、私達がやらないと犠牲者が増えるだけ、だから」 「そうだな、俺達がやらないと…」 「和也…こんなお願い和也にしか出来ないんだけど💦私が眠るまで手、手を握っててくれない…かな…」 神楽は和也の方に手を伸ばす 「いいよ、神楽が眠るまで、手を握っててあげる、だから安心して眠りな…」 神楽の手を優しく握る 「和也…ありがとう、明日お互いに生き残ろう…ね…」 神楽は眠ってしまった
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