1人っ子というもの

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小学校1年生だったか2年生の時、 学校帰りに同じクラスの子の家に遊びに行き、すっかり暗くなってから慌てて帰った時は母親にこっぴどく怒られた記憶がある。   母親の仕事は17:00定時で、家に戻るのが大体17:30だった。 よっぽど忙しくない時以外は、必ず定時であがって帰ってくる。 そして夕ご飯を作り、ご飯を食べながら子供の止まらない話をうんうんと聞いている。 この頃はァタシもよく1日の出来事を話していたと思う。 いつからか全く喋らない子になっていった。
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