Х1Х  僕と空

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彼女は、僕の他愛ない会話を、優しく微笑みながら聞いてくれた。 「それで、貴方はどうしたの?」 とか、 「貴方のお話しを聞くの好きよ。だから、遠慮せずに何でもいってね。」 たくさんの事を話し続けていく内に、人を信じれない僕の心を、彼女は時間をかけて溶かしてくれた。 彼女は僕にとって、唯一の理解ある友人で、大学での初めての親友で彼女だった。
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