Х1Х  僕と空

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肌寒くなってきた、秋の季節に僕らは付き合いだした。 引き籠るのが好きな僕を野外にひっぱりだして、遊園地や、動物園、植物園、博物館、色んな所に彼女と出かけた。 僕の中での彼女の存在はどんどん膨らんでいった。 明るくて、美しい彼女は僕を安らかにしてくれた。 彼女を独占したい気持ちが膨らんで、僕の心は破裂しそうだった。
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