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由夜「ねぇねぇ、何してるの~?そんなに授業嫌?」
猫撫で声で短気そうな男に近寄る
「・・・・・。」
しかし無視されるが…ここはめげずに再び話しかける
由夜「ねぇねぇ。」
余りにもうざかったのか、やっと口を開いてくれた
「ウザイし。授業なんて嫌に決まってんだろ?近寄んなクズ。」
すると周りの女子が口をはさんでくる
「ちょっと、あんたみたいのが浩輝に話しかけてんの?」
「そうよ。いつもだったら隅っこでオロオロしてるくせに・・・。」
「どんくさいものね。」
「あんたみたいな一般庶民にかまってる暇ないのよ。」
教室にいる女子全員、4人の女子が由夜に口々に言う
その言動の数々にいらついたが我慢をする由夜だが・・・・・
次の瞬間ニヤリと笑う
そのセリフを待ってましたと言わんばかりに・・・
由夜「じゃあ、浩輝君だっけ?一般庶民にかまってあげるほどの広い心は持ち合わせていないのかしら?そちらのお嬢さん達もねぇ?」
その言葉を聞き・・・浩輝と呼ばれた男は青筋をうかべながら席を立つ
浩輝「ふ~ん・・・・。そんなにかまって欲しいならかまってやるよ!」
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