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俺達はその中で1番高級っぽい旅館を今日の宿にすることにした。
「うわ……」
「すごいな……」
俺と瑠璃は部屋の中を見て驚愕した。
川が見える見晴らしのいい風景や高級旅館の貫禄を見せ付けてくれる堂々とした内装。
きっとこの部屋なら芸能人が宿泊しても文句なんて言わないだろう。
「………あなた達の部屋はそこ」
「ああわかった」
「うん、じゃあね」
ギーバタン
琴子が部屋から退室する。
「……つか電気付かないな」
「仕方ないよ、そういう世界なんだから」
「割り切るしかないよな…はぁ……何か新しい薬品の調達でも行こうか」
「そだね、やることないし」
「そうと決まったら行くぞ」
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