254人が本棚に入れています
本棚に追加
「足いたい~」
相変わらず足が痛い痛いと連呼する瑠璃。
……仕方ない
俺は少しだけ腰を下ろす。
「瑠璃、乗れ」
「すーちゃん……いいの?」
「いいから乗れよ」
「うん……」
昴の肩に瑠璃が手をかけた……その時だった!
「待ちなさい!」
何時もの口調とは違う琴子が乱入して来た。
「何だよ琴子」
「………瑠璃」
俺の言葉を即刻無視して瑠璃に問い掛けを始めた。
「………男は女をおんぶしたがるのよ」
「……?何で?」
ああ……こいつ意味わかっちゃいねえ……
「………背中に当たるのよ。
これが」
「これ?」
琴子は発達している自分の物を触り、遠回しで意味を教えた。
「……まさか」
「………そう、当たるのよ………………胸が」
最初のコメントを投稿しよう!