愛と陰謀と策略の温泉

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       1 琴子はいらついていた。 しかもかなりの度合いでだ。 理由は簡単、 なんか連戦だったし、 昴で遊べなかったし、 山の中で徒歩だし、 我慢の限界だったと思う。 でもそれは何時もの無表情で隠し通してはいた。 ………なんか憂さ晴らししたい ………もちろん昴を使って そんな腹黒い感情が彼女を更に黒くしていった。
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