あたしの隣人さん☆

変態に蓋ｯ!

「2時からﾐｰﾃｨﾝｸﾞ予定してるから井口さん、これ目通しといて。」

「分かりました」

佐々木さんから資料を受け取る。あたしは朝から必要最低限な仕事の話しかしていない。と言っても、仕事が忙し過ぎて話す暇もないんだけど。
でもその方が良い。何も考えないで済むもんね？

「井口ちゃぁんｯ☆ 今朝から元気ないｹﾄﾞ大丈夫?? ﾐｰﾃｨﾝｸﾞ行けそお？」
「‥宮永さん。ちょっと考えことしてて…。心配かけてすみません。大丈夫ですｯ」

宮永さんにまで心配かけてどうするｯ!!気を引き締めて行かなきゃ!!やるべき事は仕事。悩んでる暇なんてないんだ。

「それではﾐｰﾃｨﾝｸﾞ始めます。まず最初に―………

そう､悩んでなんかいられない。
だから早めにｹﾘを付けよう。