トランクスですがもう父とやっていけません その1

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「おいトランクス!!俺様が起こしてやってるんだ!とっとと起きやがれ!!」       これが俺の毎朝の始まり 戦闘民族サイヤ人の王子の父は無駄にプライドが高い。 「わかったよパパ。」 俺はそう言って軽く欠伸をする。   「ち、頭に来るぜ。」     そう言って父は捨て台詞を吐いてリビングに入っていく。 俺は着替えを済まして眠い目をこすりながらリビングに入る。 「遅いぞトランクス!早く朝飯を食ってしまえ!」   父は最近何故かすこぶる機嫌が悪い。 なにかと言えば俺を怒鳴りつけてくる。     朝飯を食べ、学校に行く。いつもと変わらない授業。 しかし今日は何かが違う。父の気が上がったり下がったりを繰り返している。 一体何をしているんだあのハゲ親父は。 俺は気になり学校が終わるとすぐに家に帰った。 相変わらず父の気は昇降を繰り返している。 俺は気を消して父の場所まで急いだ。     「くおぉぉぉ!!」     「…くそ!」     父はスーパーサイヤ人になっては何かを悔しがっている。     「…ん??ト、トランクス!!」     「パパ何してるの??」 俺はたまらずに問い掛けた。     「貴様には関係ない!!乳飲んで寝ろ!」     メチャクチャだこのハゲ 腹が立つことこの上ない 俺ははらわたが煮えくり返る思いで部屋に戻った。
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