トランクスですがもう父とやっていけません その1

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3月30日。 今日の夜オヤジのあのMのVのところをむしりとってやる。     相変わらずスーパーサイヤ人で生活しているオヤジに呆れながらも学校に行き、授業を消化して家に戻る。       作戦を練ろう。父は恐らく午後11時から午前1時の間には寝るはずだ。最近は母(ブルマ)とは違う部屋で寝ているから危険率はかなり下がる。 引き抜く瞬間にスーパーサイヤ人になりひと思いに抜いてやるぜ。       -夜- 「トランクス!いつまでテレビを見ているんだ!!俺はもう寝るからな!お前も早く寝ろよ!!」   「はいパパ。」       クックックあと1時間ってとこか…       1時間後... そろそろだな… 行くか… 父の部屋に近づく。 ん!?何か音がする!! まだ寝てなかったか!! 少し開いている扉の隙間から部屋を覗き込む…       !!? 俺は愕然とした...   「アストロン、アストロン、アストロン!!!」  父は自分の股間を指差しながら何か呪文のような言葉を繰り返し呟いている。   「くそ!!勃たん!!何故なんだ。」   俺の父はインポらしい。 どうりで最近母との会話が少ないはずだ。 そういえば今日は母が帰ってきていない。 俺は泣きながら自分の部屋に戻った。
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