プロローグ

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プルルル…プルルル…プルルル… 「ハイ…もしもし」 電話に出たのはやはり、女だった。 私は意を決して聞いてみた。 「私がこの携帯の本当の持ち主なんですよ…この携帯を使ってるのはあなたと、どう言う関係の人ですか?」 電話の向こうの彼女は 「えっ…今お付き合いしている方のですけど?」と答えた。 やっぱり…他にも女が居たんだ。 不思議と私は彼に対しての怒りは無く 電話の向こうの彼女に色々と聞いてみたくなって来た。
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