プロローグ

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最初は彼女も半信半疑だったみたいでだった。 そりゃあ、突然同じ相手と付き合ってると聞かされれば、相手もビックリするのは仕方なかった… 私は「彼の車のナンバーは〇③②②だったよね~」と聞いてみた。 すると彼女は「ええ…そうだけど…」と答えた。 「最近車買い替えたでしょ?知ってました?」 と、私は聞き返した。 「確かに…新しい車乗ってましたねー」と、彼女は答えた。 段々と彼女は私の質問に答えてくれるようになって来た。 私は電話の向こうの彼女が、なんだか、昔からの友人のように思えて来た。 「私はタツコと言う名前なんだけど…あなたは?良ければ教えてくれないかなぁ?」 と、聞いた所、「私はマリと言う名前ですけど?」と、教えてくれた。
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