プロローグ

16/54
前へ
/54ページ
次へ
次の日の夜 私はマリに電話をした。 昨日マリと話をして 同じ男を愛している【仲間】と言うか…【ずっと前からの友達】と言う気がしてならなかったから… プルルルル…プルルルル… 何度目かのコールで マリは電話に出た。 「はい…もしもし…」 少し声のトーンが低い。 私は明るく答えた 「今日もお疲れさま~、どうしたの?何か暗いけど?あれから彼に電話とかしたの~?」 私の問いに、マリは 「まだ…連絡取って無いけど…」 そりゃあそうよね、 昨日私が、マリに本当の彼の事教えてあげたんだもの、マリの知らない本当の彼の私生活…四年も付き合っていて…騙されていたんだもん…ショックよね~? 私はまだまだマリの知らない部分を教えてあげたくなった…だって、マリとは【友達】だから。
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!

264人が本棚に入れています
本棚に追加