序章

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 人は、どれほどの優しさを、  その胸に抱きしめることが出来るだろうか。  人は、どれほどの愛を、  その詞{ことば}に乗せることが出来るだろうか。  そしてそれは、  どれほど多くのものに与えることが出来るだろうか。  常に、“愛”は清らかで、  常に、“闇”は真実を暴き、  常に、“光”は偽りを隠す。  似て非なるものが、  そして非なるようでいて近いものが交わるとき。  それは、全てを変える、翼となる。
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