存在価値…

立ち位置

空腹には勝てない

いや、本能の行動だろう。
こないだ、会社の出張帰りに立ち寄った店が、頭に過った亀。

妙な胸の高鳴りから、叫びだす。「うなぎだろ～」

だれが聞いている訳でもない。

正に、魂の叫び。

メロン畑を爆走し、福田から一騎浜松を目指す。
道など関係無い、気持ちの走り。
直感を頼りに、歩を進める。

看板だけを頼りに、浜松市内を進む。
駅に着き、ガード下の店に。

Ｆｚを停め、メットを脱ぐ。
グローブを外しながら、店へと入る。

パートのおばちゃんに案内され、すりガラスに向かう真ん中のカウンターへと座る。

この店は、当時（コスタ浜名湖）という名前の鰻屋だった。

この店は、飾りっ気がなく、腹を満たすにゃ最高の店だ。

「うな丼大盛」「タレダクで」と、あたかも吉野家かと思わせる注文をかます亀。

水を飲み干し、暫し待つ
亀は、湖西の（う○善）も好きだが、あの上品な店構えは…ＴＰＯをわきまえたい。
この（コスタ浜名湖）は、浜名湖漁協が経営している店だ。
おばちゃん達もやる気は無いが、愛想は良い。