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-リバイバルベース・ 医務室-
シギン「……う…」
シギンは、長い眠りから意識を取り戻し、目を開ける。
?「…あ、目が覚めました?」
シギンの視界に見えた物は、青い空ではなく、無機質な天井と一人の女性であった。
しかしシギンは、その様子に目も暮れず、一人寝たまま感慨にふけていた。
シギン(…ここは…一体?そうだ俺は…あの時…!)
シギンは、サンドワームに襲われた時の事を思い出した。
シギン「ウワアァァ!!」
?「ヒャアアァ!?」
シギン「…あれ?」
シギンが体を起こすと、そこは乾いた砂の上ではなく、固いベッドの上であった。
そして彼のそばには、サンドワームではなく、セミブラウンのポニーテールの女性が座っていた。
シギンは錯乱して彼女を驚かせてしまったようだ。
?「もう、いきなりどうしたんですか?驚いて機材がひっくり返ったじゃないですか!」
シギン「あ、あぁ…すまない。少し混乱していたようだ…。…えっと、君は…?」
シギンは、目の前の光景に訳が分からず、機材を拾い集めている女性に質問した。
?「あぁ、そういうことだったんですね。砂漠のど真ん中で倒れていましたから…。」
女性は、納得といった感じで、手を叩いて話を続ける。
?「そうですね、少し説明しておきましょう。」
そう言うと、女性は胸に自分の手を当てて、シギンに笑顔を向けながらこう言った。
ステア「…私の名前はステア=ハーネスト。慈善医療団体リバイバルのメンバーです。」
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