三章

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「っ!?ボスぅッ!?」 「!?を二回も使用するとは相当な驚き様だな…尻太郎君…」 正直な話尻太郎も警官も、薄々ボスが居るという事ぐらいは分かっていた。 「我が名はμⅡ…出生地はグレン島グレン町二丁目の研究所…バイオ化学によって遺伝子組み換えされた『いでんしポケモソ』だ…」 「なんて説明口調なんだ」 ここに来ていでんしポケモソがボスとはあまりに予想通りな展開だが、警官は静かな…だが凛とした声でこう言ったのであった。 「ウホッ…いいポケモソ…なんてセクシーな肉体なんだ…」 「それがどうしたと言うのだ人間。言っておくが誉めても何も出てこないんだからね。」 どうやらこのμⅡ、せいかくが『ツンデレ』の様だ。…そして警官は続けて言い放った。 「や ら な い か ♂」
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