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総合失調症の症状は多彩で、1人の患者さんにすべての症状があらわれるとは限りません。
個人差はありますが、大きく分けて3つの症状があります。
【陽性症状】発症してまもない時期(急性期)に多く見られる症状です。
1・幻聴。
2・思考の混乱。
3・被害妄想に陥る。
4・感情が不安定。
5・奇妙な行動をとる。
【作業能力の低下】
1・記憶力の減退。
2・融通性の低下。
3・作業スピードの遅さ。
4・了解の悪さ。
5・心身の極端な疲れやすさ。
【陰性症状】(普通は陽性症状の後に出現し、その後長期間見られる症状です。)
1・感情表現が乏しくなる。
2・喜怒哀楽などの感情反応の低下。
3・思考能力や注意力、集中力、意欲の低下。
4・無関心。
5・言語の貧困化。
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