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香奈「うわぁ。」
健「マジかよ…。」
翔太「本当にアニメの世界だな。」
智也「…。」
香奈「智也?どうしたの?」
智也「俺は…俺は人間だ!人間でいたいんだ!」
香奈「智也…。」
翔太「少し一人にしておこう、行くぞ。」
健「俺らは智也は智也だって、ちゃんと思ってるからな。元気だせよ?」
智也「…ああ。」
三人は部屋を出ていった。
智也「俺は俺か…。」
―(光の戦士よ。)
智也「…マトリクスか?」
―(君を悩ませるつもりは無かったのだ。この力は君を守る為に存在している。)
智也「俺は握手する時でも力加減をかんがえなきゃいけないのか?」
―(君の心次第だ。潰したいと考えれば、潰れるように。潰したくないと思えば普通の力になる。)
智也「面倒な事になったもんだぜ。」
―(君の強き心を信頼している。宇宙の平和の為にこの力を使ってくれ。)
智也「宇宙の平和か…。」
智也の表情は暗いままだった。
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