第2話 迷えるコンボイ

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― 暗い洞窟の中にたくさんの機械に包まれた空間があった。 テラトロン「ギガバットよ、それで貴様は一人のサイバトロンに負けて帰ってきたと言うわけか。」 ギガバット「ははっ、申し訳ございません。しかし、テラトロン様、やつはコンボイと名乗っておりました。とすればかなりの強敵かと…。」 テラトロン「ふむ、一理あるな。まぁ、よい。次の指令だ。エネルギーを凝縮するためのレンズを作るのに大量の宝石が必要だ。メガダイルを連れて集めてこい!」 ギガバット「ははっ、了解しました、テラトロン様。デストロン、トランスフォーム!」 二人が出撃したのを見送り、テラトロンは一人考えていた。 テラトロン「コンボイか…。一人で行動するのは伝説のワンマンズアーミー、ビッグコンボイだけだと思ったが。」 その呟きは誰に聞かれることなく消えていった。
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