告白

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あこ「コーチ。男子バスケ部に真面目に相手してって言って」 コーチ「あのなぁ~練習相手してもらってるだけいいと思え」 あこ「それとコーチがいってた事なんとなく検討ついた~その人に言って。真面目にバスケしてって」 コーチ「へーわかった。伝えておくよ。誰かは知ってるのかよ」 あこ「知らなくていい。バスケに集中しなきゃ負ける」 そういってあたしは帰った。 家に着いて電話が鳴った。たいち先輩の携帯からだった。 電話「あこちゃん?」 あこ「はい。なんですか」 電話「きょうです。」 あこ「えっ。きょう先輩?」 きょう「そうです。いきなりでごめんね」 あこ「いえ。」 きょう「突然だけど好きです。付き合って下さい」 あこ「ごめんなさい。今はバスケに集中したいです」 きょう「そっか。じゃ試合が終わったら考えなおしてくれない?」 あこ「わかりました。答えは東京から帰っていいます。だから練習は真面目に相手して下さい」 きょう「ごめんね。わかった。じゃおやすみ」 あこ「おやすみなさい」 あたしの心臓は破裂寸前。 あのきょう先輩と初めて話した。しかも告白をされた。ぼーっとしてた時にまた電話が鳴った。 ゆきだ。 ゆき「元気か?」 あこ「今日あったやん」 ゆき「あのさぁ。バスケ試合終って言うつもりだったけど・・・」 あこ「なに???」 ゆき「付き合わない?」 あこ「はい???ごめん無理だよ。あたしは・・」(りえの事を言いかけてしまった) ゆき「あたしはなに??好きな人でもいたか?」 あこ「さっきも告白があった。でもバスケ試合終って答え出すって言った」 ゆき「じゃ俺の事も考えて。」 あこ「ごめん。ゆきは友達だから」 ゆき「わかった。諦めてないからな」 あこ「本当ごめん」 ゆき「ゆっくり寝な。おやすみ」 一日に二人に告白され断った。どうしたらいいかわかんないでもあたしには今バスケしかない。 ただそれだけだった。
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