6人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ
あこ「コーチ。男子バスケ部に真面目に相手してって言って」
コーチ「あのなぁ~練習相手してもらってるだけいいと思え」
あこ「それとコーチがいってた事なんとなく検討ついた~その人に言って。真面目にバスケしてって」
コーチ「へーわかった。伝えておくよ。誰かは知ってるのかよ」
あこ「知らなくていい。バスケに集中しなきゃ負ける」
そういってあたしは帰った。
家に着いて電話が鳴った。たいち先輩の携帯からだった。
電話「あこちゃん?」
あこ「はい。なんですか」
電話「きょうです。」
あこ「えっ。きょう先輩?」
きょう「そうです。いきなりでごめんね」
あこ「いえ。」
きょう「突然だけど好きです。付き合って下さい」
あこ「ごめんなさい。今はバスケに集中したいです」
きょう「そっか。じゃ試合が終わったら考えなおしてくれない?」
あこ「わかりました。答えは東京から帰っていいます。だから練習は真面目に相手して下さい」
きょう「ごめんね。わかった。じゃおやすみ」
あこ「おやすみなさい」
あたしの心臓は破裂寸前。
あのきょう先輩と初めて話した。しかも告白をされた。ぼーっとしてた時にまた電話が鳴った。
ゆきだ。
ゆき「元気か?」
あこ「今日あったやん」
ゆき「あのさぁ。バスケ試合終って言うつもりだったけど・・・」
あこ「なに???」
ゆき「付き合わない?」
あこ「はい???ごめん無理だよ。あたしは・・」(りえの事を言いかけてしまった)
ゆき「あたしはなに??好きな人でもいたか?」
あこ「さっきも告白があった。でもバスケ試合終って答え出すって言った」
ゆき「じゃ俺の事も考えて。」
あこ「ごめん。ゆきは友達だから」
ゆき「わかった。諦めてないからな」
あこ「本当ごめん」
ゆき「ゆっくり寝な。おやすみ」
一日に二人に告白され断った。どうしたらいいかわかんないでもあたしには今バスケしかない。
ただそれだけだった。
最初のコメントを投稿しよう!