太郎とボブと時々、ジョンソン

クラス会

今日は小学校で同じクラスだった人たちが集まるクラス会がある。もちろん、どの人を見ても誰だか分からない。いろんな人に自分の事を聞いた。とても元気で活発な子供だったらしい。少しほっとした。自分の中でオタク疑惑があったからだ。周りを見渡すとこの前見たボブと思われるひとがいた。ボブの会話を聞いていると、日本語ペラペラだという事に気付いた。太郎はボブと思われる人に話しかけた。『すいません、太郎です。』そうすると、ボブと思われる人は『おぉ、太郎久し振りだナ。』と言った。『僕ってどんな人でしたか？』と太郎は自分の事について聞いてみた。『僕と太郎とジョンソンで秘密基地いっぱい作ったヨ。とても楽しかっタ。そういえば忘れてタ。俺いまこういう会社で働いてるんダ。』この前拾った名刺と同じ名刺を差し出してきた。やはり、この人はボブだったようだ。(さっきボブが言っていたジョンソンって誰だろう？)