故郷との別れ

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 指定された日の朝がきた… 俺は荷物をカバンに詰め込み終わり、母さんと一緒に駅に向かった。 家から駅に向かう間俺は何も話さなかった。いや話せなかった… 心の中で 「死にたくない…、ここから動きたくない…、故郷から出たくない…」 と言う思いが渦をまいている… 口を開けばそれらが弱音となって吐き出されそうになる… 俺は駅に向かう足を早めた…
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