赤紙

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「暑い…」幸平はそう呟き腰にぶら下げた水筒を手に取り中身を飲んだ。 空を見上げると太陽が正午を知らせている。 幸平は太陽の眩しさで目を細めながら「もうこんな時間か。そう言えば腹もすいたなぁ」と思い家に続く道のほうを見るとそのまま歩き出した。 山に吹き付ける海風が気持ち良かった。
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