トラウマ

2/3
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
恭平は、ある時期を境に異性とのコミュニケーションを遮断した。恋愛に対して自己防衛が働き人を好きになる事さえできなくなった。 男の価値を『顔』で決める女性達が増加し世間一般の女性達はその考え方に浸食されてしまった。現実世界を逃避せしめるため恭平は、風俗嬢に身を委ねる結果を招いてしまったのだ。恭平が安らぎを求めた場所に情状酌量の余地はない…。 金銭を支払い女の子を指名をする。薄暗い個室で疑似恋愛とセックスを幾度となく繰り返す。そんな世界から抜け出せなくなった。普通の女の子とはコミュニケーションが取れない状態になっていた。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!