デートの約束が永久の別れ

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二年ぶりのデートを満喫できた恭平とあいかは愛し合うアベックのように見えた。あいかは恭平に言った。 『恭たんは、性格も優しいし、他の男よりも向上心も高い。何も恋愛を諦めることはないよ』 その言葉は恭平の芯に響いた。 恭平は自分を変える努力を必死にするようになった。 沢山の男を知っているあいかに言われた言葉が自信に繋がったからだ。 恭平は司法書士試験を受験することを決意した。自分の人生に生きる方向性を与えてくれたあいかは、風俗嬢を辞めて年上の男と結婚した。 あいかとの別れが恭平に訪れたのであった
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