王子

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人々の朝は早い。 まだ夜明け前だというのに 城下町はすでに 人々の活気で賑わっていた。 城では、裏口の衛兵がうたた寝をしている。 ようやく朝日が差してきた頃 その裏口のドアが勢いよく開いた。
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