プロローグ

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「おーい、アル、ショウヨウ、二人共聞こえるか?何か俺、三回目の出撃が出来そうだぞ」 「ちゃんと聞こえてるよ。こっちもそっちと同じ事になっている、どう言う事?」 ゲーム仲間の一人が聞き返す。 「なんで俺に聞くんだよ?ショウヨウ、そっちはどうだ?」 「前に同じ。どう言う事だ?リュウ」 ゲーム仲間のもう一人が聞き返す。 「だから何で俺に聞く!?」 「俺が思うに、単なるバグじゃないかな?」 アルと呼ばれたゲーム仲間が言う。 「そう思うんなら聞くなよ!」 流石に青年も少し怒鳴る。 「しかし、そうと決まった訳でもないだろう?」 ショウヨウと呼ばれたもう一人のゲーム仲間がフォローを入れる。 「そりゃそうだな…」 「けど、タダでもう一回出来るならいいんじゃない?」 アルが言う。 「同感だ、俺は一回でも多くキャリアを積みたい」 ショウヨウがアルに賛同する。 「確かに……よし、やるか!」 「「了解!」」 その掛け声とともに、彼ら、リュウ達は『はい』にカーソルを合わして出撃した。
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