8月3日

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▼ 昨日と同じで、シロウサギは噴水前に腰掛けて待っていた。 「マイ!」 アタシを見つけると、彼女は白い髪を靡かせながら走ってきた。 「おはよー!」 「うん、おはよ!今日は何して遊ぶの?」 弾んだ声で訊ねてくる。 その態度から、シロウサギがどれほどワクワクしているのかが分かった。 そんな純粋な笑顔を見ていると、なんだか少しからかいたくなってくる。 「今日はシロウサギのマシュマロほっぺをこねくり回して遊ぼー」 「そ、そんなのやだよぉ!」 「でも…とっても楽しいよ?」 「マイは、でしょ!?あ…ひょっほはいひゃへへひょー!」 嫌がるシロウサギを無視して、ほっぺたをむにゅむにゅ引っ張ってやると、途中から何を言っているのか分からなくなる。 紅い瞳を潤ませ、控えめに抗議するシロウサギ。 そんな目で見つめられちゃうと…うふふ、なんかゾクゾクしちゃう! 「ひゃ、ひゃひ?ひゃんははほはほはひほぉ」 (訳.マ、マイ?なんか顔が怖いよぉ) 「ん~?なんて言ってるのかなぁ?」 「ひひはふー!」 (訳.いじわるー!)
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