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何となくジョギングコースをゆっくり歩いてみる。
今日は物凄く暑いから、すれ違う人もいなかった。
ミンミンゼミの鳴く道をのんびりソフトクリームを舐めながら進んでいくと、ロープで区切られている向こう側の木の根元に、何か白いものが張り付いていた。
「なんだろ?なんだろ?」
不思議なものを見つけて、アタシはワクワクしながらロープを乗り越える。
落ち葉を踏みながら近づいてみると、その白いものはなんと……
「女の子…?」
真っ白な女の子だった。
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